年末年始の海外旅行、楽天モバイルとahamoと旅行eSIMどれ?

楽天モバイルは海外で毎月2GBまで無料、ahamoは30GBを91の国・地域で使えますが15日を過ぎると低速に。旅行用eSIMとの比べ方も解説します。

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夕暮れの空港ラウンジ、からし色のマフラーをかけたスーツケースと窓の外の雪の中に待つ飛行機

1週間前後の年末年始旅行で、地図とLINEと調べものが中心なら、楽天モバイルの海外ローミングだけで足ります。楽天モバイルは107の国と地域で毎月2GBまで追加料金なしで使え、年をまたぐ旅行なら12月分と1月分で合計4GBになります。動画やテザリングまで使うならahamoの30GBが有利で、旅行用eSIMを買うのはそれでも足りないときです。

最終確認日: 2026年9月28日

楽天モバイル ahamo
海外で使えるデータ 毎月2GBまで 月30GBの中から(国内と合算)
対象の国・地域 107(2026年4月8日時点) 91
上限を超えたら 最大128kbps、1GBごと550円で追加 最大1Mbps、1GBごと550円で追加
手続き my 楽天モバイルで海外ローミングをON 端末のデータローミングをON

年末年始は「月またぎ」がポイント

楽天モバイルの2GBは毎月の枠なので、12月28日に出発して1月4日に帰る旅行なら、12月に2GB、1月に2GB使えます。どちらも申し込みは不要で、SIMの差し替えやルーターのレンタルもいりません。

注意したいのは、海外で使ったデータが国内のデータ利用量に合算されることです。最強プランは3GBまで1,078円、20GBまで2,178円なので、海外で2GB使ったうえに国内で1GB以上使うと、その月は2,178円の段階になります。

ahamoは期間に注意が必要です。海外で最初にデータ通信をした日から15日が経つと最大128kbpsになり、データを買い足しても日本に帰ってくるまで戻りません。年末年始の旅行ならたいてい15日以内に収まりますが、長めに帰省・滞在する人は気をつけてください。なお2026年12月1日からahamoは40GB 3,135円からの段階制に変わり、海外では最大40GBまで使えるようになります。

旅行用eSIMと比べるなら?

旅行用eSIMは、販売元や国によって容量と価格がかなり違うので、ここでは具体的な金額は出しません。比べるときは「楽天モバイルなら2GBを超えた分は1GBあたり500円」という基準で見るとわかりやすいです。

  • 2GB以内に収まる旅行:楽天モバイルなら追加費用はかからないので、eSIMを買う理由はほぼありません。
  • 2〜5GBくらい使う旅行:550円/GBのデータチャージと、eSIMの1GBあたりの価格を比べて安いほうを選びます。
  • それ以上使う旅行や、楽天モバイルの対象外の国:旅行用eSIMか、ahamoのような大容量のローミングを検討します。

楽天モバイルの対象国と地域は機内も含めて107あり、アメリカ(ハワイを含む)、韓国、台湾、タイ、ベトナム、オーストラリア、ヨーロッパの主な国は入っています。一方でモンゴルやジョージアは私が確認した時点では対象外で、その場合はWi-Fi接続時しかデータ通信ができません。出発前に出典の対応エリアページで行き先を確認してください。

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通話は楽天モバイルが有利

Rakuten Linkを使えば、海外から日本の電話番号への発信は無料です(0570などの一部番号を除く)。旅行中に日本の家族や職場へかけても通話料はかかりません。Rakuten Link同士の通話も無料です。現地の電話番号にかける場合は、国・地域ごとの料金がかかります。海外から日本のフリーダイヤルにはつながりません。

出発前に日本国内で楽天回線に接続し、Rakuten Linkの認証を済ませておいてください。国や地域によっては海外で認証できない場合があります。

iPhoneの場合、相手がRakuten Linkを使っていないと着信はiPhone標準の電話アプリに届き、海外では着信料がかかります。アメリカなら1分195円です。

ahamoは海外での発信にも着信にも料金がかかり、国内の「5分以内の通話無料」も海外では適用されません。SMSの送信は1通100円です。

楽天モバイルが向かない人

旅行中も動画を見たり、ノートPCにテザリングしたりする人には2GBでは足りません。15日以内の旅行ならahamoの30GBのほうが使いやすいはずです。また、行き先が楽天モバイルの対象外の国なら、最初から旅行用eSIMを用意しましょう。

出典